断片的

こういうことになる

すべて貴方のせいです

アバターの膨張を許さずとも東から西へと歩みを進めていくごとに君の香りは遠くすり減っていく。防虫剤を舌に乗せて見つめ合うと苦味と甘みが滑り落ちて街を浸して落として響いて水の音がする。冥界を軽快に積み重ねて残りの分を振って絞り出している。邪な夕飯に世界の波が高く大きくそびえ立ち瓦解していく。海面と内面が上昇して空高く旋回する。ファミリーレストランに排水口の警察の証明書を提示すると明かりがついて獣の咳払いになる。たとえ鼻をすする音が手袋を宛にしたとしても瞳はさらに収縮していくのだろう。毎日の刷り込みを冷ややかな床とともに追い求め白色がコーディングされた言語には肉の風は知らないだろう、右は昨日の平たさをすれ違いざまに駆け込んでいった。

自分の中で発生した怒りや混乱などが、客観的に見るとあまりに理不尽で全く理性的じゃないこと、それを踏まえてその場にいる人物を善人・悪人でカテゴライズするならば明らかに自分は後者だろうな、というふうに自分の理不尽さを実感する度に本当に自分は正常なのだろうかと嫌な疑念を抱く。自分の根が悪人なことは分かっているけどやはりどうしても幸福を望んでしまう 頼む 割り切らせてくれ どこかに振り切らせてくれ

現実を目の当たりにしてしまった。ひどく残酷な事実を、私は混乱している。絶望している。願えば願うほど逸らせなくなるのに、微かだったはずの良くない予感が全部現実になっていく。何もかもが。私は何を見ている?何を見させられているんだ?

彼、に倣っていうと、結局は尊敬してる人が苦しんでないか勝手に心配してその自分の不安を晴らしてほしいからっていう自己愛が根底にあって、でもそんなこと言っても物事なんて自分の中だけのことしか分からないんだからあらゆる全ての動機が自己愛からきてることになる 私たちは自己愛から逃れられない。遠い場所で生きてる人間を心の拠り所にすると…ああ、私はそうするしかなかったとかじゃなくて、そうなってしまったんだ、と言いたい。もはや自分の意思はなかった 信仰に自分の判断は無くて 感覚に引っ張られた結果だけがそこにある。どんどん自分が正常なままおかしくなっていくのが分かる けれど正常を保ちながら狂っていくというのは矛盾のようなものだろう そうすると、今まで自分が正常だと思っていたこの状態が間違っていたということになるんだが、おれはどうすればいい?

救いようのない現実を。

あれだけ安寧を欲しがってる███が表現する側としての成功を求めてる?ふざけるなよ、お前みたいな、お前みたいな何もわかってないのにそれを諒として何食わぬ顔で過ごしてる奴が、お前みたいな奴の疑いのない行いが、間接的に他人から何かを奪ってるんだよ、お前、お前だけは許さないし、そりゃ私の視界が全て間違ってる可能性があるのも分かってるんだけど、███が███として成功したいけど上手くいかないからこういうことを言ってる、ってそうじゃないだろ、少なくとも今はその視点じゃないだろう!死や抑鬱に魅入られた人間の吸っている空気がどれほど重苦しいか、視界がおぼつかないか、1文字1文字に本人にしか分かりえない地獄があること、私みたいなしょうもない人間でも概念の想像くらいできる、けれどお前には想像することすら出来ないんだろう、だから嫌いなんだ!そうやって目を逸らすだけじゃあ飽き足らず軽んじる薄情者たちこそが、いつか本当に人が死んでしまった時に誰よりもあけすけと涙を流すのだろうな、私はどうすればいい?なにも出来ないからって目を逸らせない、私は祈ることしか出来ない、目を逸らせない。自分が悪者だと知られてしまう前にはやく、また、身を隠さなければならないよ。気がかりなことはあるけれど、いつかはやってくることは決まっている。目を逸らすな、目を逸らすな、目を逸らすな、目を逸らすな、目を逸らすな、目を逸らすな、